パス、あう、わかれるというコマンドを使用することで、4人の
主人公を自由な順番で冒険させることができるのが特徴のRPG。
ソフトに地図とかフィギュアとかが付属しているのも特徴。
最初期のレベリングがかなり大変で、所持できるアイテムの数も
少ないことから序盤が山場。
きちんとレベルをあげて装備を整えれば、それまで苦戦していた
モンスターを簡単になぎ倒すことができるようになるので、序盤
さえ乗り越えれば、後はほとんど苦労しない。
得られる経験値が少ないので、早々に合流して4人行動するより
序盤はできるだけ1人ずつ、中盤~終盤は2人ずつで進めた方が
安定してレベルが上がるので、楽に進められる。
レベルさえ上がれば、必要なのはソフトに付属している地図だけ。
後は、ラストダンジョン突入時の悪魔の罠(1対1の戦闘が続く)
を何とかできれば、有名な「ヤドカリ戦法」で楽々クリア可能。
(その悪魔の罠も、「ラッキーベル」というアイテムを駆使すれば
簡単に何とかなるので、実はレベルを上げなくてもクリア可能。)
あと、貝獣が可愛い。
戦闘中に「まもり」を選ぶと貝に籠るのが何とも言えない。
ファミコン中期のソフトなので、セリフがあまり仕込まれていない
ためか、アイテムを渡した途端に冷たい反応をするNPCも面白い。
中古価格を調べたら、箱説なしで1,500円前後。
そして、箱説と付属品ありなら10,000円前後。
いやいや。なんでそんな値段になるのか理解できない。
NintendoSwitchのナムコットコレクションなら330円で購入できる
訳なんですが……
個人的な感覚でいうと、完品でも1,000円くらいが妥当。
地図と密書が付属していないなら、中古を買う価値は無いと思う。
大技林での点数は24.7点。
個人的には思い出補正もあって名作RPGなので、納得の高得点。