彦之丞の日記

レトロゲームは面白いが、そんなに価値は高く無いはず

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語1~3(FC)

SD(スーパーディフォルメ)ガンダムのうち、騎士ガンダム

主人公としたシリーズのRPG

ドラクエやFFのように洗練されてはいないけど、キャラゲー

しての出来は良い。割とサクサク進められるし。

 


3作品の全てに共通していることは、ダメージ計算が大味なこと。

少しの数値の違いで、敵も味方も相手に1ダメしか与えられない。

そのため、きちんとレベルをあげて装備を整えれば終始楽勝。

結果として、補助魔法なども丁寧に使えばボス戦も楽勝。

また、FCのRPGで良くある話として、エンカウント率が高い。

特に1は救済措置が用意されているためか、異常なまでに高い。

 


1は、ゲーム中でカードダスバトルできるのが懐かしく面白い。

2は、ボスを多対1でボッコボコにするというのが楽しい。

それが騎士道的にどうなのか、という点はさておいて。

あと、1との繋がりを感じさせるセリフなどがあって楽しい。

 

 

そして3は、ちょっと残念な点が多かった印象。

1と2にあった移動系の魔法や、飛行移動が割愛されてしまって

非常に面倒だったりとか。

装備を整える楽しみが少ないとか。魔法の種類が少ないとか。

それなのに、小技を使わないとお金が圧倒的に不足するとか。

なんか作品への愛が薄いというか。

 


中古価格を調べたら、箱説なしで1,500円前後。

興味ない人にとっては中々欲しくならない作品と思うので、納得。

個人的な感覚でいうと、箱説ありで500~1,000円くらいが妥当。

騎士ガンダムに興味ないとしたら、300円前後くらいが妥当かな。

 


大技林での点数は1が21.5点、2が22.2点、3が21.2点。

順当なところ。面白さの順も点数どおり2>1>3と思います。

映画どらえもん 新・のび太の日本誕生【80点】

勢いに乗ってmazon prime videoで視聴。

これもストーリー展開は完全に知っているけど、やっぱり

観ているだけで笑顔になる。楽しい。

 

新・大魔境の時にも思ったけど、秘密道具といい展開といい

子供心をくすぐるものが多い。

ちょっとした科学的な話なんかも散りばめてあって楽しい。

映画ドラえもん的なご都合主義も完備。やったね。

 

そして何より、本作は、のび太たちそれぞれが個性を活かして

活躍しているのが楽しい。

のび太も凄いが、ジャイアンの家づくりのセンスとか何気に凄い。

スネ夫も端々で良い絡み方をする。

キャラクターが大事にされている。

 

点数をつけるなら、80点。

各登場人物は優しさ成分を大幅に足されてリメイク。

ギガゾンビ側も大幅に強化、ドラえもんとの立ち回りも追加。

ドラえもんが白兵戦するのってめずらしい。

原作にない新たな脅威なんかも追加されてて、楽しい。

 

ただ、最終盤のとってつけたようなペガ達との絡みが浅い。

とってつけてるんだから、仕方がないけど。

そっちは主題ではなかったのでは。全方位狙い過ぎでは。

あと、音楽面が物足りなかった。主題歌はとても良いのにね。

 

個人的な意見としては……

ほんやくコンニャクはお味噌味であってほしかった。

タイムパトロールの跡処理方法が雑じゃないですか。

映画ドラえもん 新・のび太の大魔境【90点】

mazon prime videoで視聴。

ストーリー展開は完全に知っているけど、観ているだけで

自然と笑顔になる。楽しい。

 

漫画的ではあるけど、ジャイアンが縦横無尽の大活躍。

映画ドラえもん的なご都合主義も完璧(当然)。

でてくる秘密道具が豊富でいちいち楽しい。

メジャーではない秘密道具が活躍するんですよね。

そして、子供心をくすぐるシーンも多くて良い。

 

音楽と映像も相まって、いろんなシーンが良い感じ。

「ジャングルで食う昼飯は最高だな」とか最高。

「なんだよ、結局一緒じゃねぇか……」からの流れも最高。

 

点数はつけるまでも無いけど、敢えてつけるとするならば、

90点でいい。素晴らしい。

完成された原作を、余計なものは足さず無駄なくリメイク。

足されている部分は嫌味がない。

一部声優は、映画的なお祭りなので仕方なし。許容範囲。

 

ただ、巨神内部で宝物庫を開けたキャラを変えたのは微妙。

細かい点だけど、大事な要素だと思う。

それと、主題歌が挿入歌に負けてる。別にいいんだけど。

 

個人的な意見としては……

ペコとの出会いは原作の方が好き。道中のドラを頼る発言も。

あのドアはやはり燃やしてほしかった。野焼き禁止の影響か。

名刀電光丸を、今回だけは秘剣電光丸と呼んでほしかった。

あと、主題歌最後の壁画、どれが誰かもう少しわかりやすくて

良かったのではなかろうか。じっくり見れるものでもないし。

映画ドラえもん のび太と空の理想郷【10点】

amazon prime videoで視聴。

正直、観始めて3分くらいで嫌になった。

『映画ドラえもん』をやりたいのではなく、自分のやりたい話を

ドラえもんでやっているだけに感じたので。

 

で、結局最後までその調子だった。

点数を付けろと言われたら10点。

映画館で観ていないというハンデはあるけど、それでも酷い。

 

だからさ、自分のやりたい話をやるだけならさ、全部オリジナルで

自分のキャラクターでやれよ。ドラえもんを使ってやるなよ。

話自体が主役で、のび太たちはずっと脇役やらされてる感じ。

 

秘密道具も全く効いていない。

4次元ゴミ袋とか、もっと効果的に絡むのかと思ったのに。

序盤でちらっと見えたタイム新聞は面白かった。

ピリカ星の記事とか出ていて。それだけ。

 

伏線も、映画ドラえもん的ご都合主義も面白さなし。

これを観に行ってたら、地球交響楽に出逢えなかったと思うので

ゾッとする。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽【90点】

久々にドラえもんを映画館で観ました。

そして、楽しかった。

 

のび太の宝島のび太の月面探査記を観て嫌気がさしていたし、

テーマもいわゆる地球大切的なやつと勝手に判断していたので、

正直、あまり乗り気ではなかったのですが……

今作は、きちんと『ドラえもんの映画作品』として満足しました。

宝島が30点(うち20点は主題歌)、月面探査記が10点なら

地球交響楽は90点くらい。テーマも個人的に好きな「音」だし。

 

個人の2次創作ならともかく、公式が『ドラえもん』という便利な

秘密道具を使って、ただただ「俺のやりたい話」をやっているのは

キライなので、テンプレ的でも『ドラえもん』していたのが好印象。

 

しかも、テンプレの使い方が非常に上手いというか。

テンプレを使っただけ感のある南海大冒険とかとは、全然違う。

ドラえもんを好きでたまらない人が関わったのかな、と思えた。

 

理解力(年齢)に応じて楽しめる、数々の要素。

見え見えなんだけど、気持ち良くはまる伏線。

現実世界との距離感。秘密道具の効き方。

そして、映画ドラえもん的なご都合主義。

さらに、映画館ならではの音響。主題歌。

のび太たちの活躍度合いも程良い感じだった。

 

個人的に物足りなかったのは、途中の展開がゲーム的だったのと、

登場人物が多くて、個々のサブキャラとの絡みが少なめだった点。

時間内に収めるには仕方ない要素と思うけど。

 

あと、今回のドラは楽しめたっていう話を同世代の人にしたら、

のび太と空の理想郷も良かったよ」と言われたので、

評判の良い新・のび太の大魔境ともども1度観てみようと思います。

 

日本代表VS北朝鮮代表(2024.03.21)

ワールドカップアジア2次予選。

1-0で日本の勝利。

 

以下、個人的な感想。

 

勝ったとはいえ、なんとも不甲斐ない試合内容でした。

あの仕上がりの北朝鮮相手に、ホームでたったの1得点。

挙句の果てに、後半早々に失点しかけてるし。

とにかく、全体的にワクワク感がなかったのが残念。

子どもたちが憧れるような戦い方では無かったよね。

 

子どもたちのために、地上波では日本代表戦だけでなく、

フランスVSドイツ、イングランドVSブラジルの親善試合を

放送した方がいい。

 

戦い方は、監督の責任が大きいのかな。どうなんだろう。

 

個々の選手については、田中、守田が頑張ってた。

前田、上田、南野、堂安、町田、板倉はいつもどおり。

鈴木彩艶も悪くなかった。プレー機会少なかったけど。

 

菅原、伊藤洋輝のSBとしての脅威感の無さが辛かった。

チームとしてポジショニングはあれで正解なのか。

菅原起点のセットプレーも得点の匂いがしなかった。

 

途中出場の橋岡は前向きな姿勢が好印象。

遠藤、谷口はいつもどおり。

浅野が思ったより良かった。

小川はよくわからなかった。

 

あと、せっかく呼んだなら、長友を出してほしかった。

全体的に気迫が足りていなかった分を補えそうなので。

エストポリス伝記2(SFC)

エストポリス伝記3部作の2作目。1作目同様に今回初プレイ。

前作の『無難で遊びやすいオーソドックスなRPG』の正当進化。

また、ストーリーは前作の前日譚。端々に繋がりがあって楽しい。

 


今回は装備に特殊能力が付与されており、組み合わせに工夫の

余地があるなど、前作より面白い点が増えている。

エンカウント率やストーリー展開は改善されていて好印象。

ボス戦が概ね楽勝という点だけは相変わらずで、少し残念。

ダンジョンの謎解き、おまけ要素的なランダム生成ダンジョン、

カジノ、宝探しとおまけボスなども素直に楽しい。

 


楽しいんだけど、それぞれが他作品の劣化版と言えなくもない。

ダンジョンの謎解きはゼルダ風味。作業感強め。

ランダム生成ダンジョンはトルネコ風味。運要素かなり強め。

カジノはドラクエ5風味。完全に作業でなんとかなる代物。

とはいえ、約100時間プレイできる程度には楽しい。

是非とも3作目を出してほしかった、と素直に思える。

 


中古価格を調べたら、箱説ありで5,000円前後。妥当な線。

個人的な感覚でいうと、2,000~3,000円なら出しても良い。

なお、今回もヘルプ機能があるので箱説なしでも問題なし。

 


大技林での点数は22.7点。1作目と同じ。

やり込み要素を備えているので、もう少し点数高くていい。